すこしだけ

お笑いや音楽や映画や本が好き。気分で書いたり消したり。

山本文緒さんのプラナリアを読みました。いまの私には辛すぎるくらいに心をぼこぼこにされた。読みながら涙が止められなかったし、拳を握りしめて震えながら読んだ。こういう本を探していたんだ!と嬉しくなった。読むことに力を入れすぎて読み終えてしまったらやる気が出なくてどうしようというところ。なにか読みたい本を見つけたい。読みたくて買ったけど、読んでない本はいっぱいある。でも、気持ちが向かないと本を読めない。男性作家より女性作家の本を読みたい。恋愛ものを読みたいわけではない。サスペンスも嫌。なにを求めているのかわからないけど、これだ!って本にまた会いたいな。

辛すぎて本のいろんな場面を思い出してはわなわなしてしまう。少し休んで、また次の本を探そうー。

映画勝手にふるえてろも好きで、これ!これだ!っていう作品だったけど、これもまた心がずたぼろになる映画だったな。人を好きになりたいし、でも過去に一番好きだった人を思い出すし、でも新たに始まったかもしれない恋で言われる一言に心を一気に塞ぐ姿。これだけ書くとみんな同じに見えるけど、捻くれ、拗らせ、どうしようもないのだよ。ハグをしたあとの拒絶の目がとても好き。お節介って良くない。大きなお世話とはよく言ったものだと思う。悔しくてつらい。