すこしだけ

お笑いや音楽や映画や本が好き。気分で書いたり消したり。

糧に

なんとなくわかってはいたけど、やっぱりそうかあと改めてわかると、なかなかつらくって、精神的につらいことがあると、人は何もしたくなくなるもんだなと思った。みんなみんなそうかはわからないけど、少なくともわたしは何もしたくなくて、ただ横になって一日を終えた。

コロナが悪化して、会えなくなって、気持ちも離れて、って、そうなんだけど、じゃあコロナがなかったら?と考える。コロナじゃなかったとしてもいつかこの結末を迎えていたと思うんです。すごい好きだったけど、心のどこかでずっと一緒にいる人ではないのだろうと思っていた。そんな気持ち、変えられる!と思ったり考えたりする方もいるのかもしれないが、わたしはどちらかというと自分で運命を変えるというよりは、いまある流れに流されながら適当に生きる方が好きなので、やっぱりパートナーになる人ではなかったのだなあと思う。付き合っている時は、相手が自分を本当に好きなのか、二股かけられてるのではないか、浮気してるんじゃないか、みたいな負の思考で埋め尽くされて不安でたまらなかったから、今は不安が全く無くなってスッキリもしているけれど、でももう、恋愛としての好きの気持ちは向けてもらえないのかと思うと悲しい。でも、遠距離だからって相手を疑うような思考が僅かでもあった時点でこれから先長く続くとは思えないし、うーん、うーん、と考え続けているいまが本当につらい。昼寝したら夢に出てきた気がして、起きてから泣きそうになった。

松任谷由実さんが「時はいつの日にも、親切な友だち」と歌ってくれているように、時が経つのを待つしかなくて、仕事をして遊んでぼーっとして眠ってつらさを紛らわせながら、自分の確立を目指しながら、忘れていくことしかいまはできない。

いまは何をしていても思い出してしまうと思うけど、いつか何をしていても思い出さなくなり、コロナが落ち着く頃には良き友だちとしてまた遊べるはず。

いますぐ次の恋愛!なんて無理だけど、また恋してどきどきしたいなあと思っている。自分は拗らせまくっているけれど、そんな気持ちもある。

にしても、日常の中での出会いって本当に無いよなあ。結婚に行き着く人は本当にすごい。すごいわあ。

さて、わたしはわたしで生きていくぞっ。まだまだつらいし、時に泣いちゃうこともあるかもしれないけれど、わたしには大好きな大好きなハリウッドザコシショウという最強の人類のネタが面白くて、観ると必ず笑っちゃって、元気になっちゃうってわかっているから、それを観て前に進みます。

いや、ひさしぶりに失恋のつらさを味わった。ひえ〜。わたしはこの経験からさらに素敵なにんげんになるよ。ぜったいぜったい。